今季からエアバッグを導入しました。
いろいろ悩みましたが、軽さ重視でARVAにしました。
各メーカー事の比較は以前の記事(こちら)参照。
公称重量はザック2180g+カートリッジ320gのトータル2500gですが、実測値はザック2260g+カートリッジ335gのトータル2595gでした。約100gほどの誤差。
(ちなみに、このザックは以前まとめた記事からモデルチェンジしており、スペック的には軽量化されています。実際は新モデルの実重量=旧モデルのスペック重量となりました)
2600gで40L(拡張で45L)入ればなかなか優秀だと思います。
特徴として、
トップが巾着式で容量拡大可能(5L分)
サイドジップアクセス可
アバランチグッツ収納が独立
エアバッグ自体が2気室になっていて片方パンク時のバックアップ有
エアバッグ本体が取り外しして他の同社ザックに取り付け可
外からアクセスできる小物入れが充実
ボードも取り付けか
といったところでしょうか。


残念ポイントとしては、
Aフレームで板を背負えない(サイドベルトがない)
シリンダーの再充填料金が5000円と割高
デザインはイマイチ
といったところ。
シリンダーの再充填料金は地味に大きいと思います。
手軽に展開できる電動タイプと最後まで悩みましたが、やはり重量が重いので断念。
SCOTT Patrol E1 40は上記の残念ポイントをすべてクリアしているのでとても良いと思います。
あとはもう少しだけ重量が軽くなってくれれば。。。
実際に運用してみて、やはり自分の使い方だとトップは巾着タイプは使いやすいです。
登りの時はカメラをカメラバッグにいれて胸にぶら下げてますが、本気で滑る時はザックに入れるので、巾着タイプで容量が手軽に増えるのはありがたいです。そうでないとなかなかザックに収納するのは難しいです。
雨蓋も手軽にウェアとかを挟んで背負えるので便利ですね。
雨蓋タイプは取り回しのしにくさから敬遠する人もいますが、自分は雨蓋タイプは好きです。この辺りは好みが分かれるところ。ただしサイドジップは必須ですね。これがないとさすがに雨蓋タイプは面倒です。。。
わがまま言えばサイドジップは両面に欲しかったですね。
このザックにはサイドベルトがないので、容量をきっちり使う人はいいですが、荷物すくない場合は収まりが悪くなるかもしれません。
その点はSCOTTOやMAMMUTのザックの方が良さそうです。
軽量化に振ったモデルですがそこまで背負い心地も悪くないです。
エアバッグ特有のヒップベルト周りの取り回しの悪さ(股ループが必要だったりバックルタイプではないので取り付けにくかったり)はありますが、それは仕方ないですね。
今のところこのザックに満足していますが、後は耐久性ですね。
安い物ではないので長く使えることを期待しています。
そしてエアバッグを本番で展開する事がないように気をつけて雪山ライフを楽しみたいと思います!